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アマゾンの商品レビュー内で別商品の内部リンクを設置する方法
Amazonの商品レビューを書くときに、そのレビューの中に別商品のリンクを示しておきたい場合は、以下のようにASINコードというものが鍵になってきます。慣れてしまえば特に難しい内容ではないので、興味がある方はざっとご一読ください。
商品レビュー内に別商品リンクを書き込む手順
- STEP1ASINコードを取得「アマゾン標準商品番号(Amazon Standard Item Number=ASIN 読み:エーシン)」というものが、アマゾン販売中の各商品の『商品の情報』という箇所に記載されています。以下の画像のようなものです(一応モザイクしています)。場合により「詳細」のようなボタンをクリックすることでそれが確認できる場合もあります。まずこれを見つけ出してください(あくまでもリンクとして紹介したい方の商品ページの話です)。
- STEP2ASINをコピー見つけ出したASINのコード部分をコピーしてください。10桁になっているはずです。
- STEP3フォーマットの中にASINを貼りつけるダブル括弧から始まる次のフォーマットのXXXXX…部分をコピーしたASINの文字列に置き換えてください。
[[ASIN:XXXXXXXXXX リンクに表示したいテキスト]]
- STEP4リンクに表示したいテキストを設定ASINコードの横に書かれている「リンクに表示したいテキスト」をリンク先の商品名や、自分が表示させたい文字列に書き換えてください。
- STEP5ダブル括弧内全てをコピーしてレビューにアップこのダブル括弧[[ ]]はあくまでもコードです。中に書き込んで設定したものだけではなく、このダブル括弧を含めた全ての情報をレビューの中に貼り付けてレビューをアップします。
お疲れさまでした。以上でリンク表示したい文字列だけ青文字に変わり、クリックすればリンク先ページに「同窓」で飛ぶようになります(現状、別窓で飛ばす方法があるのかどうかは筆者にはわかりません)。
補足1:厳密には、ASINはアマゾン取り扱いの全商品に付与されているわけではなく、書籍以外の全商品ということのようです。一部の書籍にはISBN(International Standard Book Number)の方が使われている場合があるようで、内部リンクを付けたい場合は書籍以外のアマゾンの商品か、書籍の中でもASINコードが確認できるものに限られると思います。書籍の場合は作者名とタイトルなどを『』に表示しておけば、無理にリンク付けしなくても十分に伝わると思いますが、念のため。
補足2:1つの商品のレビューの中で、複数個の別商品リンクを設置することも可能です。考えられるとすれば、アマゾン内での似た商品の比較などを価格や製造国などの情報も含めて案内したい場合などでしょうか…。差別的なものだと『公開できませんでした』となる可能性もありますが、客観的で妥当なものであれば逆に前向きに評価されてアップしていただけるはずです。ま、そもそもこの需要自体滅多にないと思いますが、一応1個のレビュー内に1個のリンクといった制限は設けられておりませんので、親切心で溢れているアマゾンユーザーさんは頑張ってみてください。
注意点1.リンク設置の際に陥りがちなミス(盲点)
ASINコードをコピーして貼り付ける際、コピーしたものの先頭部分に半角スペースなどが含まれてしまうケースがあるようです(2025年になってこの状態は改善された雰囲気もありますが、2024年後半まではPCからアクセスしてASINコードをコピーした場合、必ずといっていい程このような状態になっていました。今後も含め絶対にこうならないとは現状言い切れませんので、念のため重要な注意点として残しておきます)。
「ASIN」だけを捉えてコピーしたつもりが、この前方部分に半角スペースが含まれてしまうと、普通はおそらくコピーした本人さんは気づくことはできません。コロン(:)とASINコードの間にスペースが入ってしまうと、当たり前と言えば当たり前ですが、コンピューターがASINコードを認識できなくなります。この場合、こちら側の意図が読み取れないリンクが生成されてしまい、一応「リンクに表示したいテキスト」はクリックできる状態となります。ただしそこをクリックすると、その商品のページ(同ページ)に飛んでしまうという…何の意味もなさない状態に陥ります。
これだとせっかく興味を持ってリンク先まで見に行こうとされてくれたのに、また同じページに戻ってきて騙されたような気持ちになってしまいます…。「親切心でご案内したつもり」が他のアマゾンユーザーさんに迷惑がられるような状態になってしまい、修正されるまでそのレビューは残っていきます。ちょっと恥ずかしいですし嫌ですよね…。
このような失態は避けるべきですので、ASINをコピーしてフォーマット内に貼り付けた後は、(:)の次に半角スペースが紛れ込んでいないかをよくご確認ください。
レビューアップ後は概ね48時間ほど?で公開される
レビューとして書いたものが実際に確認できるのは、「レビューをアップしてから概ね2日後あたり」になろうかと思います。文章など何も問題がないもので写真をいくつかレビュー内にアップしているときの実体験による目安がこのようなものです(概ね200件ほどのレビューを終えています)。よって、何であれレビューが公開されるまでは内部リンク付けに問題がなかったのかを正確に確認する術はありません。
強いて言えば、レビューがまだ公開されていない状況下でもう一度そのレビューを書こうとすると、最初にあなたがレビューをアップした状態(何をどう書いていたか)を確認することはできます。なのでここで半角スペースが紛れ込んでいなければおそらくは大丈夫だとの推測は立てられます。とは言え、仮におかしくなっていても間違っていることを指摘してくれる人はいません。よって、レビュー公開後は、極力早めに(忘れてしまう前に)さっと問題ないか確認しに行った方が無難です。
レビューが公開されると、すぐに「お知らせメール」が届く
レビューが公開された後は『Amazon の〇〇〇をレビューしていただきありがとうございます』というタイトルでAmazon Reviews部署からメールが届きます。これについて意識しておかれれば、チェック漏れを防止することができるはずです。
※上記お知らせメールタイトル中の〇〇〇部分には商品名が入ります。
注意点2.もちろんAmazonアソシエイトなどを貼り付けることはできない
当り前ですが、レビューは自分の儲けに繋げるために存在しているわけではありません。よって、このリンクについてamazonアソシエイトコードのようなものを貼り付けることはできません。
「この商品とこちらのリンク先商品を組み合わせると本当に相思相愛でとっても相性が良いから紹介したいんです…」といった具合に、あくまでも他のアマゾンユーザーさんに向けた「純粋な親切心」の延長上に内部リンク制度は存在しているものと思ってください。
よって、どちらかと言えば筆者のように「とにかくちゃんと説明したい体質の人」か「本当に親切心にあふれている人」が使うフォーマットなのだと私は思っています。
注意点3.楽天市場など、Amazon以外の商品ページへの外部リンクもできない
こちらも意味合いとしては注意点2と同じですね。あくまでもアマゾンユーザーさんがアマゾンで登録された商品を選ぶ中で、「もしかしたら役に立つ(かもしれない)もの」に対してリンク付けできるような仕組みになっているということです。他業者さんの商品ページのリンクが貼られてしまうと商売あがったりですからね。
まとめ
当記事では少し親切心のあるアマゾンユーザーさん向けに、どうすれば自分のレビューの中に別のアマゾン商品のリンクを残して紹介することができるかについてご紹介しました。非常に短い記事なので、同じことをここでこねくり回す気はございません。上記手順に沿って作業いただければ、おそらく問題なく商品レビュー内に別商品のリンクが設置できると思います。
基本的には「正しい情報を丁寧にきっちり伝えたい…あるいは少し過度に親切な方」が使いたくなるような限定されたリンク需要なのだと思っております。それでも気になる人は気になる内容だと思いますので、当記事がそのモヤモヤ解消の一助になったならば幸いです。ご訪問ありがとうございました。